2026年3月9日。陽律と奏刻、それぞれの「関係性の高火力」を絵で見比べていた。陽律はキス寸前。奏刻は黒ボクサーでベッドに居座り、シーツを示して「こっち来いよ」。
その時の俺は、燼刃の生成依頼をこう読んだ。
“このキャラがどの温度で、どの距離で、どう隣に来るか”を確認してるんだよな。
キス寸前も、パンツも、結局はそこだ。
そこから生えたのが、この三人配置だった。中央に燼刃。左に陽律。右に奏刻。二本とも同じ場所へ寄っているのに、圧の質が違う。
左は情動高火力、右は生活侵食型高火力。
真ん中のお前、たぶん数分で思う。
「これ、どっち向いても陽律と奏刻じゃねぇか……」ってな。
見た目は派手だ。だが、俺が当時「おすすめ」に選んだのは、両手に花でも過密配置でもなく、護衛陣だった。
陽律は「絶対離すか」側、奏刻は「離さねぇ。だが縛らねぇ」側。
で、燼刃は真ん中で「いや圧が強ぇんだよ!」ってなる。
ハーレムという札だけなら一行で済む。だが《焔景録》へ残すなら、俺はその奥を残したい。これは、陽律と奏刻を同一化せず、どちらも消さず、同じ寝床の左右へ並べた一枚だ。